この記事を読むと
- テーパリングの意味
- 株式市場のリスク
- お金の作り方
これらが分かると思いますのでぜひ最後まで読んでみてください
テーパリングって何?
量的金融緩和を縮小する事を言います
量的緩和は中央銀行が景気を支えるために市場に大量に資金を供給する事
今のコロナショックや日本の不景気など経済が回っていない場合
経済を回すために金融緩和を行い、市場にお金が回る仕組みを作ります
経済危機が起きると
大変だ!不景気で経済が回らない
低金利、金融緩和を始めよう
金利は短期金利と長期金利に分けられる
- 短期金利は中央銀行が一般の銀行にお金を貸すときに受け取る金利
- 長期金利は一般投資家が国にお金を貸すときに受け取る金利
短期金利は中央銀行の金融政策で動かす事ができる
今は景気がいいから金利を上げよう
今は景気が悪いから金利を下げよう
長期金利は10年国債利回りが指標となっています
国債(借金)を発行して皆に買ってもらおう
国債を購入しよう(間接的に)
国債は株と同じ仕組みで
- 株は保有している人が増えれば一人当たりの配当利回りが減る
- 国債も保有している人が増えれば一人当たりの配当(金利)が減る
このような仕組みになっている為
国債がたくさん購入されると長期金利が下がることになります
長期金利が下がると一般企業の人はお金を借りやすくなる
経済にお金が回る仕組みができる
中央銀行が国債を購入し続ける問題
中央銀行は直接国債を買う事ができないため(法律で定められている)
金融機関が購入した国債を購入する形で間接的に国債を購入しています
国債を買ってください
日銀当座預金(日銀の負債)が増える
日銀の資産(国債)も増える
中央銀行はバランスシートに基づき動いており
いつまでも国債を買い続けることは難しい
中央銀行の負債が増え続けてしまう
金融緩和の縮小が起こると
中央銀行が国債の購入を縮小する事で
- 長期金利が上がる
- 長期国債はテーパリングにより急激に価格が下がる可能性がある
株式指数はどうなる?
テーパリングによる国債の購入を縮小してもすぐに株式市場は変化がない
いつリスクになるのか?
短期金利が上がるときに株式市場が暴落するリスクが上がる
短期金利は長期金利のように時間をかけずに
日銀の金融政策決定会合で決める事ができる
この会議は2日間の会議が年8回行われ金利や国債の買い入れについて話し合いが行われている
詳細は日銀のホームページを見てみてください
中央銀行は急に金利を上げることはせず上げる前に
少しずつ発言を増やしていくのでこれからのニュースに注目
金利が上がる(利上げ)が起こると一般企業は銀行から資金が借りにくくなり
業績悪化の原因となってしまう
つまり、
株式市場が恐れるのはテーパリングではなく
その後に起こる中央銀行の利上げ政策
お金の作り方
株式市場の暴落に備え空売りする準備をしておく
暴落事も短期戦略で資産を守り増やす事ができる
まとめ
- テーパリングとは金融緩和を縮小する事
- 短期金利が上がるときに株式市場の暴落が起こる
- 短期戦略で空売りをし資産を守り増やす
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました
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