お金を増やす方法は何がありますか？ 身の回りで考えてみると・・・
- 働く事で給料をもらう
- 宝くじを当てる
- お金を拾う
- 銀行に預けて利子をもらう
お金の増やし方を分類してみる
これらをそれぞれの分類に分けるとこのようになりますね
■カテゴリ
労働・仕事
■種類
社長、会社員、アルバイト、パートなど
■条件
会社・社会のために労働する事でお金を得る
■リスク
肉体の疲労やストレスを伴う事がある
■種類
ギャンブル
■類似したもの
競馬、競艇、パチンコなど
■条件
運に左右される
■リスク
必ずお金を得られる保証がない
強いストレスを伴う事がある
■種類
犯罪
■類似したもの
強盗、窃盗、泥棒
■条件
犯罪を犯してお金を得る
■リスク
警察のお世話になる
命の危険を伴う事もある
■種類
利子、複利
■類似したもの
株、保険
■条件
自分のお金を運用する事で利益を得る
■リスク
運用次第で利益に差が出る
誤った運用では損することもある
①と②は身近な事なのでなんとなくイメージも湧くと思います
（③は書いてはみましたがどうぞ皆さんはしないように・・・）
④に関してはどうでしょうか？
- 銀行に預けて利子をどのようにもらっているのか？
- 福利ってなんだろう？
- 株と保険と銀行と同じ種類なの？
銀行の利子って何でもらえるの？
私たちが銀行に預金したお金を銀行が企業に貸す（個人資産を知らず知らずに運用している状態）
企業はそのお金でサービスを提供する
という仕組みができています
- 保険会社にお金を払っているのも保険会社にお金を運用してもらっている
- 株を買うのも企業に運用してもらっている
自分のお金を投資していると考えると
銀行に預けても保険をかけても株を買っても同じ事なんですね
銀行の利子（金利）がいくらもらえるか計算してみよう
銀行は個人が預けた金額の数％を金利（利子）として支払っています（銀行を利用した事への対価）
さて、銀行の金利は個人にいくら支払われているのでしょうか？
日本のメガバンクを調べてみると
１位 三菱UFJフィナンシャルグループ 年0.001％
２位 三井住友フィナンシャルグループ 年0.001％
3位 みずほフィナンシャルグループ 年0.001％
つまり、100万円を銀行に預けていると年間につく金利は
1,000,000×0.00001＝10
答え 10円
悲しいことに銀行に預けていてもほとんど増えない事が分かります
1990年代のバブルの頃は定期預金で6％ほど金利がついていたので
1,000,000×0.06＝60,000
答え ６万円
同じお金でもこんなに増え方が違うことに驚きです・・・
複利とは
100万円を銀行に預けていた場合に年間に10円〜6万円と金利によりお金が増える事が分かりました
複利はお金を預け続けていた場合にさらに上乗せしてお金が増えていく仕組みです
同じ100万円を預けていた場合に金利の違いでどのくらい複利が違うか見てみましょう
1年後100万10円
2年後100万20円
10年後100万100円
1年後106万円
2年後112万6千円
10年後179万848円
増えた額に対してさらに上乗せしてお金が増えるので金利と複利でこんなに増え方が変わります
では毎月定期的にお金を預ける場合は複利の効果はどのくらいすごいと思いますか？
金融庁のホームページで資産運用シミュレーションがあります
毎月１万円
想定利回り3％
積立期間10年
この条件でお金を運用するとどうなるか
元金120万円に対して
運用収益は19万7千円
合計で資産は139万7千円
金利と複利で何もしなくてもお金を増やす事ができるんです！
金融庁のホームページで是非自分でも確認してみてください
複利の効果を高めるためには
- 適切な場所へ投資する事
- 定期的にお金を投資する事
- 長い年月をかけてお金を運用する事
この2つがとっても大切です
適切な運用と複利の効果を知る事で普段通りの日常生活を少し工夫すればお金を増やす事ができます
- 過度な労働や掛け持ち
- ギャンブル任せ
- 犯罪
- 預けても増えない銀行
お金を増やすためにこれらを考えている方は投資について学ぶ必要があります
お金を増やすには銀行でも保険でもなく株への投資が必要です
まとめ
- お金を増やすためには適切な運用を行う必要がある
- 複利はお金がお金を増やす仕組みである
- 複利効果を高める条件は３つ（適切な投資先・定期的な積立・長い期間）
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