GDPはニュースでもよく聞き慣れた言葉だと思いますが何を元に出した指標か知っていますか?
そしてPMIという指標も景気を見るのに非常に重要である事を知っていますか?
この記事では
- GDPとは何か
- PMIとは何か
- どちらが特に重要な指標なのか
これらを解説していきたいと思います
まとめを先に見たい方はこちらをクリック
- GDPはその国がどのくらい儲かっているかを表す指標で経済状態を見るのに非常に重要
- GDPは3ヶ月に一度発表される
- PMIは経済状態を表す先行指数として注目されている
- PMIは月に一度発表される為その国の経済状態をいち早く確認する事ができる
GDPって何?
GDPとは日本語で『国内総生産』を表し
それぞれの単語はGross『総計』 Domestic『国内の』 Product『製品』を意味します
GDPは一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額で国の経済状態を表します
”国がどのくらい儲けたか”を表し
- GDPが高いと経済成長が高い国
- GDPが低いと経済成長が低い国
という事です
どの様に計算されているかですが
- 人口が多く
- 民間企業も活発に活動
- 政府もお金を持っている
- 輸入に頼らず資源を豊富に持っている
上記の様な条件だとGDPは高く今後も成長が期待できる国だと判断できるでしょう
世界のGDP (名目)を比較
これは内閣府が発表している2005年〜2019年のGDPを比較した物
2005年は1位アメリカ 2位日本 3位ドイツ
2019年は1位アメリカ 2位中国 3位日本
中国は2005年から3倍以上の成長が見られアジアで一番の経済大国となっている
インドも2005年から2倍ほど経済成長しており今後も大きな成長が期待できる
PMIって何?
PMIとは『購買担当者景気指数』を表します
それぞれの単語はPurchasing『購入』Manager’s『マネージャーの』Index『指数』を意味します
国内企業の経営状態と活動を表しています
50以上で景況感が良い
50未満で景況感が悪い
日本とアメリカのPMIを比較
日本は2021年3月からやっと50を上回るが4月からまた右肩下がり
アメリカは常に50を上回り右肩上がりで上昇
日本は2020年8月から一度も50を上回っていない
アメリカは2021年5月にに70をピークに右肩下がりだが一度も50を下回っていない
まとめ
- GDPはその国がどのくらい儲かっているかを表す指標で経済状態を見るのに非常に重要
- GDPは3ヶ月に一度発表される
- PMIは経済状態を表す先行指数として注目されている
- PMIは月に一度発表される為その国の経済状態をいち早く確認する事ができる
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