- 「株式投資を始めてみたいけどよくわからない」
- 「初めてみたものの出てくる用語の意味が理解できない」
- 「興味はあるんだけど難しそう」
私は1年前から株式投資を始めましたが最初は用語の意味もよく分からず失敗してしまう事もありました
分からない単語がたくさん出てきてしまうと調べる手間もかかり大変ですよね
株式投資初心者、株式投資に興味があると言うかた向けに初めに押さえておきたい情報をまとめました
株式投資に必要な情報が理解できる内容となっていますので是非ご覧ください
株式市場
世界中に色々な株式市場があり、私たちは市場に出ている株の売買を行う事ができます
ニュースなどでよく聞く上場(じょうじょう)と言うのは証券取引所で株の売買ができる会社ですよと言う意味です
街中に○○株式会社と書かれた看板や店舗など見かけると思いますが全ての株を買えるわけでなく上場した企業のみ私たちは株の取引を行う事ができます
株式市場は世界中にありますが
初心者がまず最初に知っておきたいところは日本とアメリカの市場です
理由として
- 日本の市場は自分が住んでいるので知っておくべき
- アメリカは経済の中心であり世界の相場を左右する大きな市場なので知っておくべき
まずは2つの市場がどのようなものか確認していきましょう
日本の株式市場
東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQの4箇所の市場がありますそれぞれを代表するものは
日経平均
東証一部に上場している企業で日本を代表する225社の平均株価の事
誰もが知ってるユニクロ、ソフトバンク、トヨタ、ソニー、任天堂など有名な会社ばかりです
時価総額ランキングはこちらYAHOO!ファイナンス
TOPIX指数
東証一部に上場している企業225社の時価総額の指数
株価とは企業の市場での価格ですが実際の企業の価値と判断はできません
時価総額=株価×発行株数 で計算され、こちらの方が企業の価値として判断されています
株式市場では日経平均もTOPIXも購入できますが
企業の価値として判断するのであればTOPIXを購入する方がお勧めです
マザーズ指数
マザーズ市場に上場している企業で新興企業(これからの成長が期待できる企業)の時価総額
メルカリ、弁護士ドットコムなどIT企業が多く上場した市場となっています
時価総額ランキングはこちらYAHOO!ファイナンス
東証一部に上場するための条件
日本取引所グループで上場するための条件が提示されています
下記は東証一部に上場するための条件ですが上場するには厳しい条件を乗り越える必要があります
- 日経平均は東証一部に上場したの株価の平均で動いている
- TOPIX、マザーズ、JASDAQはそれぞれの時価総額で動いている
アメリカの株式市場
NYダウ(ニューヨークダウ)、NASDAQ(ナスダック)、S &P500(エスピーごひゃく)が有名です
NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)
アメリカを代表する30社の株価平均で構成されています
一度はニュースで聞いた事もあるのでは無いでしょうか?
アップル、マクドナルド、コカコーラなど世界でも有名な企業ばかりです
気になる方は詳細をこちらで確認してみてくださいBloombergMarkets
NASDAQ
新興企業が主に上場しており時価総額の指数で構成されています
日本市場で言うと、マザーズやJASDAQに近い市場です
S &P500
アメリカを代表する500銘柄の時価総額の指数で構成されています
これを買えばアメリカ全体の株を買うのと同じです
- アメリカ全体の指数を表しているのはS &P500
- 成長が期待できる新興企業はNASDAQに多く上場している
- ダウはさらに厳選したアメリカの超一流企業達
個別株と投資信託
株式市場に上場している株は証券口座を開けば購入する事ができます
例えば
トヨタの株を買いたければ2021.6月現在で1株9,970円
ほとんどの日本の証券会社では最低100株からの購入なので
100×9,970=99万7000円
って99万??ムリムリムリムリ…
株価や時価総額の大きい会社は魅力的ですがなかなか買うのは厳しいですね…
しかも、個別株は出来高が小さいものもあり値動きが大きくなってしまう物もあります
出来高
一定の期間にどれだけの株の売買が行われたかの数
例えば
トヨタは1日に500,000の出来高に対し○○株式会社は5,000だったとすると
少ない資金で大きく株価が動いてしまうのは○○株式会社になってしまいます
- 個別株でも出来高の小さい物は株価の変動するリスクが高くなる
- 株価が低いと個人でも大量に売り買いができ変動するリスクが高くなる
投資信託
株取引のプロにお任せをして株の運用をしてもらう
インデックス投資ができ個別株と違いプロが選んだ株の詰め合わせパックを購入する事ができる
インデックス投資は一定の指数に投資すると言う事で
例えば、日本の市場TOPIXのインデックス指数を買う事ができる
証券会社、銀行窓口で投資信託を購入できる
プロにお任せして運用してもらえるから安心
- 運用費(手数料)を支払わないといけない
- 仮に株が下がり損したとしても運用費は取られる
- 株式市場でリアルタイムに取引ができない
- 今買いたい売りたいと言うときに動かせない
個別株を買うのは怖いけど、うまく運用できなくても手数料を引かれるのも嫌だ
と思う方もいると思います
どちらの問題も解決できるものがあるので紹介します!!
ETF(上場投資信託)
その名の通り上場した投資信託の事
つまり、個別株のように株式市場が開いている時間はいつでも取引ができプロの運用会社が決めた銘柄を購入する事ができる
- ネット証券など人を介さず購入できるので手数料が安い(証券会社や銀行では人件費もかかっている)
- ETFの銘柄はプロが決めた物なので安心
- 市場が開いている時間いつでも売り買いができる
- ETFによって手数料や出来高が違うため確認して買わないと個別株のように値動きが激しい物もある
- 個別株はハイリスクハイリターンの物もあり初心者にはお勧めしない
- 投資信託は手数料が高く簡易的に売買がしにくい
- ETFは初心者投資にお勧め!!
まとめ
- 投資初心者は日本の株式市場とアメリカの株式市場の種類を確認する
- 日本の市場は日経平均、TOPIX、マザーズ、JASDAQがある
- アメリカの市場はダウ、NASDAQ、S &P500がある
- 投資を始めるならETF(上場投資信託)がお勧め
- 個別株は値動きが激し買ったり価格が高かったりでリスクが高い
日本とアメリカ以外の相場やアメリカの相場を詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
『株式指数と相関するETFまとめ』世界相場の見方をわかりやすく解説
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